【著者】 末弘厳太郎
【発行】1964年
【頁数】228ページ
法学入門者のために、対話形式で生き生きと書かれた法学の手引書。
初版刊行は1934年ながら、現代にも通用する、法学だけでなく社会科学を学ぶすべての人に勧めたい名著。
「具体的の実例を挙げて君の直感にうつたえつつ、その直感するところに理論的の批判を加えながらだんだんに概念を明確にしてゆくような方法で」説明される法律学は、法社会学の開拓者としての末弘の真骨頂といえる。
『現代法学全集』中「法学問答」という表題のもとに書かれた5話に、書き下ろし1話を加えた全6話。附録は「法律時報」1951年4月号・5月号の再掲。あとがきは、戒能通孝。序文の日付は昭和9(1934)年4月。
(底本は昭和39(1964)年1月20日発行 第1版第14刷)
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販売価格 (PDFのみ):
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1,760円(税込) 1,600円(税抜)
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販売価格 (PDF+POD):
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6,820円(税込) 6,200円(税抜)
※「POD」「PDF」とは?
復刊済み
目次
第一話 法律の学び方教え方
第二話 法律
第三話 社会の法律と国家の法律
第四話 法律の解釈・適用
第五話 判例の研究と判例法
第六話 法律書の選び方読み方
附録 法学とは何か――特に入門者のために――
あとがき〔戒能通孝〕