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日本の時計 徳川時代の和時計の一研究

【著者】 山口隆二 
【発行】1950年
【頁数】456ページ
不定時法が採用されていた江戸時代,それを表示可能な機械式時計として独特の発達をした「和時計」について,多数の写真とともにその機構を解説した.併せて日本の時計産業上の位置付けについて述べている.

さらに本の「後ろ」には,英語・フランス語・スペイン語による概説をつける.
このためか,奥付が本の途中(日本語部分と横文字部分の間)に入っているという変則的な構成になっている.

(底本:1950(昭和25)年7月10日発行 第1版)
予定価格 (PDFのみ):
3,080円(税込) 2,800円(税抜)
予定価格 (PDF+POD):
11,000円(税込) 10,000円(税抜)

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目次

改訂第二版 序文

第一版 序文

第一章 和時計
 一 和時計
 二 機械時計の伝来と日本におけるその製作
 三 徳川時代における日本の暦と時刻法
  イ 日本の暦(大陰暦)
  ロ日本の時刻法(不定時法)

第二章 櫓時計
 一 櫓時計の発達
 二 櫓時計の側
 三 櫓時計の文字盤及び指針
 四 櫓時計の鐘
 五 櫓時計の臺及び蓋被
 六 櫓時計の脚
 七 櫓時計の機械(運針装置)
 八 櫓時計の銘
 九 櫓時計の時打装置
 十 櫓時計の目覚装置
 十一 櫓時計の暦日装置

第三章 尺時計
 一 尺時計の発達
 二 尺時計の機械
 三 尺時計の箱
 四 尺時計の時打装置

第四章 枕時計
 一 枕時計の発達
 二 枕時計の外箱
 三 枕時計の機械
 四 枕時計の側
 五 枕時計の文字板及び指針
 六 枕時計の鐘
 七 枕時計の時打装置
 八 枕時計の目覚装置
 九 枕時計の暦日装置

第五章 雑種時計
 一 卓上時計(Table Clock)
 二 懐中型時計(Clock-Watch)
 三 印籠時計(懐中時計)
 四 卦算時計(Paper-weight Clock)
 五 その他の時計

第六章 和時計の廃滅とその再生
 一 和時計の廃滅
 二 近代時計産業における和時計技術の再生

附録
 一 日本時計産業史年表
 二 和時計参考文献

索引

外国語テキスト
 一 英文 日本の時計
 二 仏文 日本の時計
 三 西文 日本の時計
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