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北支那経済綜観

【著者】 南満州鉄道株式会社産業部 編
【発行】1938年
【頁数】744ページ
いわゆる「支那事変」の翌年に刊行された本書は、事変が最初の広がりを見せた華北地方の産業の状況について、基礎的な資料を提供しようとしたものである。「意見にわたる部分は殆どない」(序)とある通り、冒頭に華北地方をとりまく政治、社会の概説が少し置かれているほかは、農業、畜産業、水産業、工業などの各産業について図表を多数盛り込んだ客観的な叙述が大半を占める。監修者や執筆者のうち枝吉勇、大上末廣、稲葉四郎らは、のちの満鉄調査部事件(1942-43)で「左翼分子」として検挙された。

(底本:1938(昭和13)年5月28日発行 初版)
予定価格 (PDFのみ):
4,320円(税込) 4,000円(税抜)
予定価格 (PDF+POD):
15,552円(税込) 14,400円(税抜)

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目次

第一編 概説
第一章 政治及び社會
 第一節 北支政局の發展とその特質
 第二節 北支に於ける政治的・社會的機構
 第三節 支那事變前に於ける北支政局
 第四節 北支に誕生した新政權
第二章 國際關係
 第一節 北支を中心とする支那國際關係概觀
  一、ヨーロッパ資本主義の支那市場進出
  二、日清戰爭後の列國の進出
  三、世界大戰後の支那國際關係の變化
 第二節 北支に於ける列國權益
  一、列國權益の概要
  二、英國の權益
  三、米國の權益
  四、佛國の權益
  五、獨逸の權益
  六、伊太利の權益
  七、白耳義の權益
  八、墺太利及丁抹の權益
第三章 北支對日滿經濟關係
 第一節 日本との經濟關係
  一、序
  二、貿易關係
  三、投資關係
 第二節 滿洲との經濟關係
  一、商品關係
  二、資本關係
  三、勞働力關係

第二編 生産及び流通
第一章 農業
 第一節 農業地域
  一、農業地域
  二、耕地面積、農家數、農業人口
 第二節 農業の自然的條件
  一、氣象條件
  二、土壤の物理的・理化學的性質
 第三節 農業の技術的方面
  一、農具及び役畜
  二、灌漑と施肥
  三、耕作形態
  四、農作物の編成
第二章 畜産業
 第一節 一般概況
 第二節 主要家畜及び畜産物の生産、消費状況
 第三節 家畜及び畜産物の取引事情
第三章 水産業
 第一節 鹽業
  一、日本内地に於ける鹽資源と需給状況
  二、北文鹽に對する我國の依存關係
  三、山東鹽田及び長蘆鹽田の現況
 第二節 漁業
  一、一般概況
  二、山東省の漁業
  三、河北省の水産業
  四、漁業發展策
第四章 鑛業
 第一節 概況
  一、支那鑛業の發展過程
  二、北支に於ける鑛産資源の概況
 第二節 石炭
  一、埋藏量・賦存状況・炭質
  二、生産状況
  三、消費状況
 第三節 鐡
  一、埋藏量、賦存状況・鑛質
  ニ、生産状況
 第四節 其他の金屬鑛産資源
  一、アルミナ原鑛
  二、金
  三、銀・銅・鉛・マンガン及び其他
 第五節 其他の非金屬鑛産資源
  一、鹽類(海鹽及び陸鹽・天然曹逹・硝・石膏・硫酸曹逹)
  二、粘土及び石灰
  三、硫黄・石綿及び其他の非金屬鑛産資源
第五章 工業
 第一節 北支那工業の特色
  一、北支那工業の發展段階
  二、北支那工業の構成
 第二節 主要工業の動向
  一、重工業
  二、化學工業
  三、輕工業
第六章 交通
 第一節 概況
 第二節 鐵道
  一、各鐵道事情
  ニ、鐵道借款
  三、支那鐵道の近代化
 第三節 港灣
 第四節 自動車及び道路
 第五節 航空
 第六節 通信
  一、有線電信に依る國内通信
  二、國際通信
  三、電信電話借款
第七章 商業
 第一節 概説
 二節 商業組織の概觀
  一、企業形態
  二、商業團體
 第三節 商品流通の機構及び動向
  一、商品流通機構
  二、商品流通の動向
  三、物價の動向
第八章 貿易
 第一節 世界恐慌中に於ける支那外國貿易
  一、序言
  二、輸出貿易
  三、輸入貿易
  四、貿易バランス
  五、結語
 第二節 北支貿易
  一、概説
  二、輸出貿易
  三、輸入貿易
第九章 金融及び通貨
 第一節 金融機關
  一、一般概況
  二、銀號及錢莊
  三、支那銀行
  四、外國銀行
  五、その他の金融機關
 第二節 通貨
  一、概説
  二、紙幣
  三、硬貨
  四、外國貨幣
 第三節 金利
第十章 財政
 第一節 歳入の構成とその社會的基礎
  一、歳入の構成
  二、田賦の地位
  三、所得税の問題
  四、財源としての北支社會經濟
  五、關税の支配的地位
  六、農家の租税負擔と税源の限界
 第二節 北支歳入概説
 第三節 北支歳出概説

附録 北支那經濟統計
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