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不動産登記法

【著者】 杉之原舜一 著
【発行】1940年
【頁数】344ページ
1938年に刊行された初版の第5刷。
戦後、一粒社から発行されているが、本書は日本評倫社刊行版。

著者の回想録『波瀾万丈――一弁護士の回想』(日本評論社、1991年)によると、治安維持法違反で逮捕され、出所した後に九大休職後に書きためた不動産登記法関係の論文に根本的に手を加えて刊行したとある。

序には、登記実体法と登記手続法を併せて考察しなければならないとあり、不動産登記法のみならず、実体法をも考察の対象とした不動産登記法の名著である。

(底本は1940(昭和15)年12月20日発行の第5刷)
予定価格 (PDFのみ):
2,640円(税込) 2,400円(税抜)
予定価格 (PDF+POD):
9,020円(税込) 8,200円(税抜)

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目次

緒論
 第一章 不動産に関する権利変動の公示
 第二章 不動産登記法及び其の沿革

前編
 第一章 登記の意義及び種類
 第二章 登記事項
  第一節 登記を必要とする物
  第二節 登記を必要とする権利
  第三節 登記を必要とする法律関係
 第三章 登記の有効要件
  第一節 実質的要件
  第二節 形式的要件
  第四章 登記の効力
  第五章 登記請求権

後編
 第一章 登記所
  第一節 登記の管轄
  第二節 登記かんかつの変更
  第三節 登記事務の停止
 第二章 登記官吏
 第三章 登記に関する帳簿
  第一節 登記の種類
  第二節 登記簿の組織
  第三節 帳簿の取締及び保存
  第四節 帳簿の公開
 第四章 登記事項
 第五章 登記をなすべき場合
 第六章 登記手続(総論)
  第一節 登記の申請
  第二節 登記申請の受付
  第三節 登記申請の処分
  第四節 登記の実行
  第五節 登記の完了
  第六節 登記の申請、実行及び完了に関する特則
  第七節 登記の嘱託
 第七章 登記手続(各論)
  第一節 土地所有権保存の登記手続
  第二節 建物所有権保存の登記手続
  第三節 土地の変更減失の登記手続
  第四節 建物の変更減失の登記手続
  第五節 所有権移転の登記手続
  第六節 地上権に関する登記手続
  第七節 永小作権に関する登記手続
  第八節 地役権に関する登記手続
  第九節 抵当権に関する登記手続
  第十節 抵当権に関する登記手続
  第十一節 質権に関する登記手続
  第十二節 先取特権に関する登記手続
  第十三節 賃借権に関する登記手続
  第十四節 買戻権に関する登記手続
  第十五節 信託の登記に関する登記手続
  第十六節 遺留財産、王公家世襲財産、家族世襲財産に関する登記手続
 第八章 抗告
 附録
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