【発行】1938年
【頁数】564ページ
総合雑誌「日本評論」は、前身の「経済往来」を引き継いで、1935(昭和10)年から刊行された。創刊時から500ページを超す大雑誌で、「中央公論」「改造」に比肩する総合雑誌となった。言論の自由が国家によって制限されていくなか、さまざまな工夫を施し、読者に多くの情報提供を行った。当時の社会状況、またそれに対峙する学者やジャーナリストたちの情熱と限界を窺い知ることができる貴重な資料である。日評アーカイブズでは、提供可能な状態で現存するものを復刻する。
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3,520円(税込) 3,200円(税抜)
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復刊済み
目次
特集/国民再組織の問題
特集/長期建設の諸問題
新東亜の建設 ……佐藤賢了、松本忠雄、宇治田直義、河野密、杉森孝次郎、太田宇之助、横田実
国内再建の諸問題 ……本多顯彰、加田哲二、高木壽一、小汀利得、北川一夫、安達巌
座談会/戦闘の跡を語る ……匝瑳胤次、山懸初男、高宮太平、井上謙吉、三島康夫、本誌記者
